トップメッセージ
投資主の皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は、大阪ガス都市開発プライベートリート投資法人に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
本投資法人は、Daigasグループの不動産中核会社・デベロッパーである大阪ガス都市開発、及び関西のエネルギーインフラを担う大阪ガスをスポンサーとして、「良質なスポンサー開発物件を中心とした安定的な収益の確保」及び「Daigasグループの蓄積してきた不動産・エネルギー分野における総合力の活用」を基本方針に、主に大阪ガス都市開発が近畿圏・首都圏でプロデュースしてきた都市型賃貸レジデンス「Urbanex(アーバネックス)」シリーズのコンセプト・ノウハウを活かした投資運用を行う非上場オープンエンド型投資法人です。
2023年9月より、大阪ガス都市開発が開発・保有していた賃貸マンション12物件を取得し、運用を開始いたしました。
この度、第2期(2024年7月期)の決算を無事に迎えることが出来ましたのも、ひとえに投資主を始めとした皆様のご支援とご理解の賜物と、心より感謝申し上げます。
さて、本投資法人の第2期の運用状況と決算につきましてご報告申し上げます。
昨年より、日本銀行の金融政策をはじめとする金融環境の変化や、資材価格高騰・労務費上昇といったインフレ圧力が高まる中ではありますが、このような状況下においても、全保有物件の平均稼働率は97.6%と良好な水準を維持することができ、当期の営業収益は571百万円、経常利益は214百万円、当期純利益は213百万円を計上し、この結果、投資口1口当たりの分配金は20,327円となりました。
また、ESG推進の一環として、本投資法人が保有するアーバネックス北久宝寺、アーバネックス中之島公園、アーバネックス豊中桜塚の3物件について、DBJ Green Building認証の3つ星を取得しました。引き続き、環境負荷の低減に向けた取り組み等も継続して参ります。
今後も、金融環境の変化を注視しつつ、マーケット環境に応じて厳選された不動産への投資を行い、安定的な収益の確保を通じて、投資主価値の最大化を目指して参ります。
執行役員大久保 幸紀